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検査当日・はじめての胃カメラと大腸内視鏡検査③のつづきです。
contents(目次)
いざっ!検査開始
こんにちは、minamiです。
いままでの検査のいきさつなどはこちら
いざ検査がはじまります。
看護師さんが来て
「検査室はこちらです、お手洗い済ませました?」
「はい、、、初めてで、怖いんです~」
と不安な気持ちが声にでちゃう私。。。
「最初は私もそうでしたよ、だいじょうぶですよ」
と手を握ってもらいました。
この間、担当の医師から挨拶があって、
「本日担当するMです」
「あ、よろしくお願いします」
「先に胃カメラで検査しますね」
「はい、よろしくお願いします」
最初に血圧を測って、焼肉屋さんの紙エプロンみたいなのを付けたら、左側を下にして横向きに寝て、注射(鎮静剤)して、
「これは、マズいから味合わないでゴクってすぐ飲んじゃって」と看護師さんから言われ、のどにスプレーの麻酔をシュッシュッとされたら、少し待ってゴクン。
一瞬でまずさは特に感じませんでした。
このあたりからは、ぼんやりとしていたので順番があやふやですが、自分の周りではテキパキと準備が進められていました。
最初は「胃カメラ」から。
このあたりから
「眠ってしまって、いつのまにか終わってたのよ」
という人もいると聞いていたけれど、私はずっと起きていました。
眠いけど寝られない感じで、でも痛みや違和感などはまったくなく、のどに入ってる感じもあまりしなくて。ぼんやりとした状態でした。
鎮静剤のおかげですね。
「胃カメラ」は、すごくよだれ出ちゃうって聞いていたけど、それもよくわからなかった。出てたのかな??
胃カメラの検査の時間は、5分から10分くらいで終了。
「つぎは大腸内視鏡検査をはじめますね」
と言われ、でもおしりの感覚もあまりないのでやっぱりよくわからない。まな板の鯉状態でされるがままです。
最初はそのまま横向きで、そのあとはあおむけになってと言われ、足を組み、向きを変えるとモニターが見えました。
自分の腸の中をカメラで見るのはなんだか新鮮で、はあ~なんか「家庭の医学」とかの番組を見てるみたい~。
「先生がポリープ見つけてくれましたよ」
(は~ポリープあったんか)
「取っちゃいましょうねえ」
ポリープ取るとこもモニターをぼんやりと見ていました。ポリープの部分に洗濯ばさみみたいのでパチッと2、3か所とめていました。
(腸の中の広さってどのくらいなんだろう?こんなんどうやってやるの?せんせーすごいなー。それにしても自分の腸の中が意外とキレイでなんだかすごいなと)。
ずーっとぼんやりと見ていました。
無事、検査終了
そして無事に検査終了。大腸内視鏡検査の方は15分から20分くらい?
それからベッドごとお隣の部屋へ移動して、このまましばらく休んでてくださいねと言われます。
やっぱり眠いけれど起きてる状態。
ここは術後に安静にする場所で、カーテンで仕切られて何人か並んで休んでいました。おとなりのおじさんがゴーゴーいびきをかいて眠っていました。羨ましい。
私は薬が効きにくいみたいで、眠れないんですね。
ぼんやりしている間に、看護師さんが様子を見たり、医師が説明に来たり。
医師「(ポリープは)とりあえず精検に出して、2週間後に結果をお伝えします。それからピロリ菌の検査、血液検査をして、次の予約をしてから帰ってくださいね」
医師「あと今日はポリープを取ったので、術後食が出ますからそれを食べてください」
なるほど。
看護師「はい、じゃあゆっくり座って立ち上がって、待合室でお茶か水を飲んでね」
着替えたら、
- この階の受付へ行き、朝預けた持病の薬と今夜と明日の朝の検査後の食事を受け取る。
- ピロリ菌検査のため別の階で採血。
- 1階でお会計を済ませて終了。
検査の順番とか、支払いもバーコードだし、ひとつひとつは難しいことではないけれど、やることがたくさんあって、これは年を取ったら覚えられるのだろうかと不安になるな。
じっさい、下剤を飲んでるときに後ろにいたおばさん(70代くらいかなあ)看護師さんの話がわかってるんだかなんだか、下剤もあまり飲まないし、トイレで便も見せないし、看護師さんの話聞いてる?検査できるの?大丈夫?って思っちゃったし。
ちなみに、支払いはぜんぶで2万8,000円ちょっとでした、ポリープも取ったし。
もろもろ終わって電車に乗って、家に帰ったらどどっと疲れが。それにずーっと緊張していてやっと終わった安心感でぐったり。
しばらく部屋でゴロゴロして、立ち上がるとすごい立ち眩みが。
当日はまだ薬が残っているので、ゆっくりと立ち上がらないとダメですね。
大腸検査術後食を食べる
おなかが空いてきたので、術後食の箱を開けて第1食めの「コンポタ」を温めました。
「はあ~おいしい~あったかい。そうだ今日は1日なにも食べてなかったんだったわ。ふう~」
第1食、けっこうずっしり。
ドロッとしていて味も濃厚なポタージュ。
なんたってこの日は朝から何も食べていないのだから、もしポリープの切除をしなかったとしても、水分やお粥から慣らしていかなければ、お腹がびっくりしちゃいますよね。
第2食、夕食は鯛がゆとみそ汁。
味はイマイチだけど。
第3食、翌日の朝食。
和風がゆと鶏と大根のうま煮。
おやつのウエハース。
おやつの水分補給ゼリー。
胃と大腸検査が終わって感想とまとめ
あんなに怖がっていた検査でしたが、終わってみればぜんぜんたいしたことなかったというのが感想です。
一日かけて下剤を飲むのは本当に大変だけれど、検査自体は胃カメラが5分から10分、内視鏡は人によるけれど15分から30分くらい(たぶんそんなにかかってない)でホントにあっという間でした。(胃カメラだけなら、準備はそんなにないのでもっと早く終わります)
やっぱりいちばん重要なポイントは病院選びなのだと。
検査方法や使用する薬、機器は病院によって若干の違いはあるでしょうし、今回の私のように胃と腸を両方できるところとできないところもあるでしょう。
地元の病院のクチコミや知り合いから情報をよく集めたら、きっと苦痛のない検査を実施しているところが見つかると思います。
なにより生涯で1度でも検査を受けておくと、胃がんや大腸がんのリスクも減るし。くよくよしていた私が何とかなったので他の方にもぜひ受けてほしい。たまたま私は最初から、苦痛なく受けることが出来たのは本当にラッキーでした。
夫は、若いときからいろいろな病院で3回ほど検査を受けていて
「ほかではすごい大変だったんだからねーやっとあそこの病院にたどり着いたんだからね!」
っと言われましたよ。ホント感謝、感謝です。
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※こちらのページは、あくまで筆者のかかった病院での体験談です。ほかの病院とは検査の方法、手順などは様々だと思われますので、ご参考までにお読みください。