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唐突ですが、益田ミリさんの「すーちゃんシリーズ」が好きで、全巻読んでいます。
こんにちは、minamiです。
『すーちゃんシリーズ』は、30代から40代くらいの女性におすすめの漫画エッセイです。
仕事や結婚、子ども、親の介護など女性が直面するさまざまな問題が、淡々と4コマ漫画の主人公”すーちゃん”自身や、まわりの友人たちのもとにも起こります。
本屋さんで最新刊『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』を見つけたのでさっそく購入しちゃいました。
私が初めて『すーちゃんシリーズ』を知ったのは、数年前にたまたま友人から2冊貸りて読みはじめたのがきっかけでした。
友人から借りた最初の2冊がこちら↓
「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心 」(幻冬舎文庫)
「結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日」 (幻冬舎文庫)
当時は文庫本が無くて単行本でした。文庫の方が安いのでこれから買い揃えるなら文庫本がおすすめかもしれません。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが。
初めてこの2冊を読んだとき、本当にいろいろ考えてしまって・・・。何度も読み返しました。4コマでこんな単純な絵なのに(→失礼)ずしんときました。
そして友人に返した後に、借りた2冊と最初の1巻「すーちゃん 」「すーちゃんの恋」も購入。
著者の益田ミリさんは、私と同世代のアラフィフ。そんなところも身近に感じてしまうのかもしれません。
そもそもすーちゃんは独身で、当時の私はバツイチでふたりの子どもを持つシングルマザー。そもそも状況がぜんぜん違うのです。
ただ、もしも自分が独身だったら、もしも子どもがいなかったら、それにいつかひとりになったら、どんな風に感じるのだろうかと思ったり。
料理好きなすーちゃんは、家で新しいメニューを考案したり楽しんで作っている。そこは私も食いしん坊なので、たとえひとり暮らしだったとしても、やっぱり自分のためにごはんを作るかもなんて想像したり。
出会いが無くて、なかなか彼氏ができなかったり。あったとしても逃したり。そうそう、出会い40過ぎると、なかなか無いよねえってとうなずきながら読む読む。
すーちゃんは積極的に恋活もしてないけど。
『すーちゃん』おもな登場人物
- すーちゃん:この物語の主人公。30代独身カフェ店員。
- まいちゃん:頭が良くて美人。すーちゃんとご近所に住んでいてときどきお茶をしたりする友人。
- さわこさん:すーちゃんが学生時代にバイトしていたときの友人。偶然ヨガ教室で再会する。母と祖母と実家暮らし。
『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』
今回の物語『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』は、すーちゃんの40歳のお誕生日から始まりました。
すーちゃんももう40歳かあ、、、。人生折り返し。40歳になったとき、いったい自分はどんな気持ちだったのだろうか?って、なかなか思い出せませんでした。
子どもたちは学生だったし、仕事はパートだけどフルタイムで、今よりずっと忙しくて女性の多い職場ならではの色んなこともあった、ただ忙し過ぎて逆に思い出せないという、、、。
でも、
”人生折り返し”
40歳になるとこれは誰でも思うのではないか。人生あと半分。
そして現在50歳を過ぎた私は、もう折り返しどころじゃないじゃん、人生って早いな、あっという間なんだなって。
まだまだ、”やりたいことリスト”ちゃんと作りたい。
たとえば、
- 年に一度以上、旅行に行く。
- あたらしい料理を覚える。
- もっと本を読む。
- 新しいことに挑戦する。
とか。あとはなんだろう?思いついたら書き足していこう。
あっでもをそういえば、このブログはなかなかの大挑戦でしたよ。
WordPressでブログを始めましたが、これがなかなかむずかしい。
おばちゃんの私によくできたよって頑張ったよ自分って褒めてあげたいくらい。
あまり更新してないのは、じつはもうひとつブログを持っているのでそちらが忙しかったりします。やりたいことリストもうひとつ。
- このブログももっと頑張る!
なんちゃって(←古っ)、笑。
あとひとつ『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』のネタバレをすると、
(知りたくない人は飛ばしてね)
この本の中で、病気療養で休んでいた職場の先輩にすーちゃんがスープを作るシーンが出てくるんです。食欲が無くても栄養がとれて食べやすい、このスープの本は欲しいなと思いました。近い将来きっと役立つ日が来ると思うから。
そうそう『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』というタイトルで映画化もされました。
個人的に映画はちょっとちがうかな?内容ももの足りなかったかな。あの原作のふんわりした感じはむずかしいよね。