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理由はなんであれ、買い物依存に走ってしまうこと、金銭感覚がわからなくなることはあると思います。
私の学生時代のバイト代は、すべて洋服や靴に使ってしまっていました。
ちょうど細木数子さんの占い「六星占術」にハマっていたとき、
私も妹も火星人「宵越しの金は持たない」という一説を読んで。
なるほど、金遣いの粗さは火星人だからしょうがないかーなどと妙に納得したもんです。
妹も働きだした途端に、ブランド物の高価な服を買いあさり散財していました。
子ども時代に可愛い服やモノを買ってもらえなかった反動だったかもしれないし、周りの人がブランド物を身に着けていた時代なので、流されていたところもあります。
そして対照的に母は「お金に関してはシビアな」水星人。
母は私が8歳の頃に父と離婚して以来、ずっとシングルマザーです。
ほとんどお金を使わず、必要最低限のものは買ってもらっていたけど、なにかと親戚や知り合いからもらったり、、、なのに、お金が無いと言いながらもあっさりとマンションを購入。
密かに財を築いていたのです。
ずっとうちは貧しいのだと思っていたので、マンションを買うと言ったときには驚きました。
まさに、一代で築くとかいう水星人だなと感心したものです。
母はいつもいつも「うちはお金が無い」と言っていて、私も妹も高校からはバイトを始め、その頃からお小遣いはほとんどもらっていませんでした。
そんな母に遠慮しながらも、専門学校に進学させてもらいました。
でも私はというと、卒業後にその金額に見合うような仕事をせず(実家にお金をあまり入れられず)すぐに結婚して家を出て会社も辞めてしまったのです。
「せっかく通わせてやったたのに学費がもったいなかった」といまだに言われ続けています。
確かに母の言う通り、勉強したことをあまり活用できなくて残念だったけど、子どもが進学してそのあとお金がもったいなかったようなことって言うだろうか?
やっぱり母は毒母なのかな。
楽しい学生生活を与えてもらえたことには大変感謝しているので、たまに嫌味を言われてもスルーです。
若いときは母の言う言葉にいちいち傷ついていました(つい最近まで)。スルーできるようになったのは自分自身が成長できたのだと思っています。
そして、いまはほとんど買い物をしない不思議。
時代の流れかブランド物や宝石にはまったく興味がなくなったし、歳を取ったので、欲しいものがモノから健康に変わりました。笑
占いやスピリチュアルは好きだけど、ついつい自分の都合よく解釈してしまいがち、今はあまりとらわれず、依存し過ぎず、アドバイス的に受け取って活用しています。