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今回、生まれて初めて「胃カメラと大腸内視鏡検査」このふたつの検査を同時に行いました。
こんにちは、アラフィフのminamiです。
この検査を受けたことがある人なら「そんなのみんな普通に受けてるし、そんな大げさな~たいしたことないよ~」って言われちゃいますよね。
このとき51歳。50代に突入してから、いえいえ40代後半くらいからやらなきゃ、行かなきゃ、でもなあ~っっとずっとずっと悩んで先延ばしにしていたのが「胃カメラ」と「大腸内視鏡検査」2つの検査でした。
contents(目次)
「胃カメラ」と「大腸内視鏡検査」を受けたあとの感想
最初に、結論から言ってしまうと、
実際にやってみたら、いとも簡単にあっけなく終わってしまいました。
もう何年も前から、あんなに怖くてこわくて避け続けていた検査ですが、鎮静剤を使用するので痛みもなくぼんやりと、人によっては眠っている間に終わってしまうという場合もあるとか。
初めての検査で比べようがありませんが、医療は日々進化しているのだということを身をもって実感しました。
検査の方法や医師、病院やクリニックによっては、多少の痛みがあったり、まだまだ不快な思いや痛みを伴う場合も多いのかもしれません。
ネットの口コミがすべてではないにしろ、病院の情報をリサーチして口コミを参考にしたり、実際に検査をしたことがある地元の友人や知り合いに病院の評判をよく聞けば、ご自分に合った病院が必ず見つかると思います。
というか、鎮静剤を使用すれば苦痛に感じることはないのでしょう。
検査を受ける前は、、、
周りの友人たちは、40代後半頃から「胃カメラ」や「大腸内視鏡検査」を受け始めていました。
「ぜんぜん大丈夫だからやっといた方がいいよー」
と口をそろえて言われます。
それはわかっている。やった方がいいってことも。やらきゃいけないってことも。
何しろ私はバリウムを初めて飲んだのだってついこの間の48歳、遅いデビューです。
今までバリウムを飲んだことがなかったのも、それまで勤めていた会社の健康診断にその項目がなかったから。
それが数年前にパートを辞めることになり、夫の扶養に入ることになりました。それがきっかけで初めて夫の会社の婦人検診を受けることになったのです。
検査項目に「胃部レントゲン検査」がありました。
「これっていわゆるバリウム飲むやつだよね!?」
ついにこのときが来たかと意を決して受けてみることにしたのです(大袈裟、、)。
これまでの経緯を読んでも、こんなこと大したことないよーって思われてしまうでしょうけど、怖がりの私は、
「やっぱりこれってバリウム飲むやつだよね!?うわー」
とまた当日まで憂鬱になりながら毎日を過ごすことに。それでやっぱり当日辞めますとかってあり?なんてギリギリまで考えていたくらい。
意気地がないっす、大人げないっす、情けないっす。とほほ。
でもやっぱり怖い。なにしろ病院嫌いで子どもの頃から医者が大の苦手。待合室にいるだけで血圧あがっちゃうほど。
ありがたいことに、子どもの頃は健康で、あまりお世話になることもなく大人になってしまったけれど。
40歳を過ぎた頃から血圧は上がりはじめるし、ここ数年は、胃腸の調子がとにかく悪い、太る、ダルイ、便秘、やる気が出ない。
もしかしてどっか悪いの?っと悩んでいました。
悩むより病院に行けって話ですよね。
親戚のおばさんに大腸がんの恐れ!?
叔母(母の妹)が50代の頃に、大腸ポリープが見つかり手術をしたことがありました。
幸い悪性ではなかったけれど、そのときの手術は痛みも伴い、たいへん辛かったそうです。その後、母ほか姉妹でこぞって定期的に大腸内視鏡検査に行くようになりました(母は6人姉弟)。
その話を聞いた当時、私はまだ20代後半、毎日子育てに追われていた時期でした。
いまはまだまだ先だけど、漠然と
50歳前後には一度は検査を受けるべきなんだろうな・・・。
悪性かどうかは別にして、手術をするくらいの大きさにもなれば、からだに負担がかかるのはわかりきったこと。
検査がどのように行われるのかわからなくても、検査の方が手術よりもずっとずっと簡単で楽に終わるのは間違いない。
そのとき叔母は、がん保険が適用されて費用については問題なかったのがなによりの救い。そしていまも元気です。ホントによかった。
血液検査の腫瘍マーカーってどうなの?
大腸がんを発見する血液検査、腫瘍マーカーをご存知でしょうか?
以前勤めていた会社で申し込みをして(個人でも申し込めます)、料金も安く自分で血を取って送付するだけという非常に簡単な検査です。
近所に住む友人のひとりが、たまたま私の会社にパートとして入社してきました。
ちょうど血液検査を申し込む時期だったので、一緒に申し込むと友人は再検査に。すぐに近くのクリニックで内視鏡検査を受けてポリープの切除。
医師から、
「早めに見つかってよかったですね」
と言われたそうです。
やっぱりきっかけって大事。
「たまたま前職を辞めることになって、新しい会社ですぐに検査して見つかるなんてラッキーだったよ。前の会社は血液検査の申し込みとかなかったから」
と友人。
もはやポリープ切除は日常的になりつつあるのです。
血液検査は簡単ですが、何も見つからないこともあります。友人は本当に運がよかったのです。
30代の友人も胃カメラ経験済み
べつの若い友人(まだ30代)に言わせると
「バリウムまずいし、2次検査になったら結局胃カメラなんだから、最初から胃カメラでいいや」
なんて軽く言い放ちます。
ええーそんな風に思ってるの?彼女若いのにもう当たり前に検査をしていたのです(汗っ)。うわー私の方が年上なのに恥ずかしい。
でも検査後、私も友人の言うことはもっともで、合理的だと思いました。
バリウムを飲んで胃部レントゲンを撮ったところで、はっきりとは映りません。
しかも私の場合、レントゲンの台に上手くつかまることが出来なくて、ふらふら。
技師さんから
「ちょっとちゃんと映らないよそれじゃあ!」
なんて怒られちゃいました。
夫に話すと「そんな人いないよー」といわれる始末。
腕の力がないのか腹筋が無いのかなあ?あの台の上でしっかりつかまることができなくてお腹がちゃんと映らなかったんですよね。そんな間抜けって私だけ??
で、結果。幽門部不明瞭?で再検査。
もうバリウムはこりごり。翌年からは血液検査(ペプシノーゲン検査)を受けるようにして、いずれはちゃんと胃カメラもやらなければならないと感じながら日々過ごしていたのです。
もたもたしている自分が歯がゆい、そんなの気にもせずぴょーんと飛び越えていけてる友人がうらやましい。
でも、怖いし、面倒だし、いやだいやだを繰り返しては先延ばしにしていました。
「胃カメラ」と「大腸内視鏡検査」を同時に受けようと決断
そんな私がとうとう検査を受けることにしました。
春に、食中毒で大変な思いをしたのです。
都内でローストビーフ丼を食べて、家に帰ってお風呂に入っていざ寝るってときになってなんだか気持ち悪い、、、。
もう布団に入っていましたが、急いでトイレへ。そして一気に戻してしまいました。普通の胃痛や食あたりならこれでスッキリするはず。
なのにここからが大変で、戻して楽になったかと思えば、また吐き気が。
脱水症にならないよう、家にあったスポーツドリンクを少し飲み、するとまたまた襲ってくる吐き気、、、。
そのくり返しで、その晩は深夜から朝方4時頃までずっと襲ってくる吐き気と闘いながら、トイレ、ポカリ、睡魔をくり返していたのでした。
朝方、だいぶ楽になって吐き気は収まりましたが、へろへろです。
そんな弱った私に容赦なく夫は
「病院行くよ」
と連れられて(土曜日だったので)休日診療所へ。
胃の薬を処方された頃にはだいぶ良くなっていたし、もう戻してしまったものは流しちゃったので、原因は不明ですが、素人判断では、症状から考えておそらく黄色ブドウ球菌だったのではないかと。
もともと胸焼けしやすくて、たくさん食べると気持ち悪くなるし。緊張しやすくて、すぐ下痢もするし。
胃炎かなあ、やっぱり逆流性食道炎かなあ?とうすうす感じていました。
ピロリ菌もいるのかもしれない。でもそれってやっぱり詳しく調べるには胃カメラだよね?(ピロリ菌は血液検査で調べられます)はあ~~憂鬱です。
「やりたくないよーこわいよー」
と夫に散々駄々をこねまくりました。
でも夫は
「これはもう、覚悟を決めてやらないといけないよね。だってさあ、これから年を取って夫婦で旅行しておいしいモノ食べたいよね。元気で長生きしないと」
「子どもたちのためにも長生きしたいでしょ」
と。
そうなのです。おいしいものも食べたいし、子どものために少しでも長生きしたいんです。
「市内のあそこの病院なら、上手くてホントに痛くないから大丈夫だから!これを機にいっきに胃も腸も両方検査しちゃいなよ」
ってその言葉信じていいの??軽く言わないで~~~。
病院へ予約と前日の準備・はじめての胃カメラと大腸内視鏡検査②へつづく。
※こちらのページは、あくまで筆者のかかった病院での体験談です。ほかの病院と検査の方法、手順などは様々だと思われますので、ご参考までにお読みください。
[…] はじめての胃カメラと内視鏡検査にトライのつづきです。 […]