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テレビ東京 ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」最終回の録画を見ました。
吉田羊さん、好きな女優さんです。それとテレ東の夜ドラマが好き。
原作はジェーン・スーさんの著書「生きるとか死ぬとか父親とか」だそうです。
父役の國村隼さんも好きな俳優さんのひとり。最初は、おふたりのやり取りが楽しい和やかな父娘の掛け合いの温かいドラマなのかと見始めました。
お話が進むにつれて、さわやかな雰囲気のドラマかと思いきや、、、過去と現在の主人公の暗い部分が浮き彫りにされてきて、えっそういうドラマなのかと。
・・・あれ、ぜんぜん軽いテイストのドラマじゃなかった。
とくに最終回前の回で、亡くなったお母さんの秘密を知る場面は、辛すぎて見ていられませんでした。
誰にでもありそうな、誰にも知られたくない秘密。
その秘密とは、夫の浮気に苦悩しながらもいい妻を演じて、夫の稼いだお金で高価な服を買って散財して仕返しすること。
母親としては娘に知られたくなかったはずなのに、病気で入院して片付けられなかったのか?それともやっぱり自分の苦しみをわかって欲しかったのかな。
自分だったらどうだろう?自分の心の重荷を娘に残して逝くだろうか?
重い部分もあったけれど、やっぱり最後のエンディングの曲が流れてくるとさわやかな雰囲気のドラマだったような気がします。
最終回で、この曲を吉田羊さんが歩きながら歌うシーン・・・とても心に染みました。
主人公を通して自分の暗い部分まで一緒に洗い流されたような、許されていくような錯覚に陥るというか。
ドラマ内に登場するラジオ番組も悩み相談だったから、自分と重ね合わせて見れていたのかもしれません。
ジェーン・スーさんの著書、ちょっと読んでみたくなりました。
それにしても今期のドラマは秀作が多くて、見るのが楽しみでした。
欠かさず見ていたのは、
- 「大豆田とわ子と三人の元夫」
- 「コントが始まる」
- 「あのときキスしておけば」
- 「リコカツ」
シーズン物だと現在放送中の「警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~Season5」が毎週楽しみ。
小泉孝太郎さんと松下由樹さんの名コンビぶりや相談室のメンバーが楽しいし1話完結だから、たまに見逃してもそれほど気になりません。
やっぱり肩の凝らないこういうドラマ好きです。
また新ドラマが始まるけど、最近のコロナ事情で、始まる時期がバラバラで初回を見逃してしまいがち。
見逃してしまっても配信があるのは便利だけど、録画派としてはちゃんと1回目から録画して見たいんですよねー。