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- 毒親
母が離婚して新しいアパートに住み始めてしばらくして、小学生の私に与えられた学習机は、勤め先で余っていた会社の机でした。
母は人からモノをもらうのが上手なのか、私にはどこからもらったのかわからない色々なおさがりを見つけてきます。
欲を言えば、このイラストのような可愛い普通の学習机が欲しかったです。
会社のデスクといっても昔のモノなのでぜんぜんスマートでもお洒落でも無くて、素材はスチール製?大きくて引き出しも重くて使いずらいし、イスも大人用で座りずらかったのです。
どちらにせよ、6畳一間のアパートの狭い部屋に子ども3人と母ひとりで生活しているのに、でなんでこんな大きな机を置こうと思ったのかが謎です。
母は長女の私に期待していたのではないかと思います。
引っ越してすぐにお金が無いはずなのに、そろばん塾に通わせたり、書道を習わせたりしました。
そろばん塾は、小2か小3で始めるには遅くて周りのみんなに追いつくことができないし、そもそも自分の意思で始めたわけではないので、やる気も出ず、そろばん塾はすぐに辞めてしまいました。
書道は近所のおばさんのところで格安で教えてくれるというので、母が勝手にお願いしてしまいました。
おばさんの手前、辞めたいとは言えず、アパートを引っ越した後もしばらく通っていたと思います。
離婚した母の給料では、暮らしていくのがやっとだったと思います。
育ち盛りの娘3人を育てていかなければならないのだから節約してもしても足りなかったはずです。
これほど節約していたにもかかわらず、なぜ塾へ行かせたのだろう?
私が習い事をしたいと言ったわけでもないのに。
子どもの頃、母が何もさせてもらえなかったから私には習い事をさせたかったのか?
別におさがりが嫌だとか贅沢がしたいとは思ったことはありませんでした。
体操着が汚れてきて、もう一枚欲しいなと思っても言いませんでした。
でも母は、なぜか年子の妹たちには新しいお揃いの机を買ったのです。
ちょうど母が家を出て最初の仕事を辞め、スーパーのパートや工場などを経て、ちゃんとした正社員で働くことになったので少し余裕が出てきたのかもしれません。
なのに、
高校生になったとき、また私は学校指定のお店に売っている白いレインコートを買ってもらえず、誰かからもらってきたおさがりの黒い雨がっぱが渡されたのです。
規則で色が決まっていたわけではないから、黒でも紺でもいいのです。
でも、雨の日。
ほぼ98%の子どもが白い中、ひとりおっさんのカッパみたいな黒のカッパを着たいとは思いませんでした。
バイトも始めたのでカッパくらい自分で買うこともできたけど。
そしてそのあと、
同じ高校に行くことになった妹たちは、白いレインコートを買ってもらっていました。
私とは3つ離れているので私のおさがりがあるのにです。
他にもいろいろなおさがりがったけれど、長女なのになぜ?
いまだにわかりません。
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きょうも久しぶりに家でひとりになれたのでカンタン・ランチ♪
かぼちゃとサツマイモのサラダ、アボカドチーズトースト、コーヒー
最近のマイブームは「えごまパウダー」サラダやスープやトーストになんにでもかけちゃ
います。