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先日放送されたNHKのドラマ「こもりびと」について、今朝のあさイチで特集されていました。
ドラマ「こもりびと」は、10年以上に渡ってひきこもり生活を送る40代の主人公と余命宣告を受けた厳格な父親が、もう一度息子と向き合うというストーリー。
あさイチは、女性の視聴者が多い番組なので、女性に焦点を当てた放送内容でした。
- 夫と二人暮らしで週に一度出かけるくらいの主婦の方、その方は9年前に結婚してから、夫以外の人と関わることが減ったそうです。
- 30代の女性は職場の人間関係に溶け込めず、仕事をやめてから引きこもりがちになってしまったといいます。
もしかして私も⁉︎
そういえば私も5年前に夫と再婚してから、あまり出かけなくなりました。
以前はアクティブにいろいろなイベントに参加したり、友人とも会っていました。
きっかけはやはり仕事を辞めたことにあると思います。
再婚を機に長年勤めたパートの仕事を辞めました。引っ越しで通えなくなったからです。そのあとはwebの学校に通い、卒業後は週3日ほど事務のパートに行きました。
ですが、その会社もリストラされてしまいます。
仕事をしているときは、会社の行事があったり同僚と仲良くなったりして出かける機会も増えます。(今のご時世だとなかなかそうもいきませんが)
それからwebの学校で勉強したことを忘れないためにブログを始めました。
ブログを書いているとひきこもりになりがちです。
50代の頭で始めたワードプレスですから、パソコンに向かってあーでもないこーでもないとずっと作業しています。
もともとインドア派なのです。仕事でもブログでもパソコンに向かっているのはぜんぜん苦になりません。
それと仕事をしていないと自分の収入が無いので、なんとなく遊びに行きにくい。
でも私の場合は、あまり悩んでいないのでひきこもりではなさそうです。
自分のことはさておき、あがいている主人公を見ていると他人事ではありません。
なぜなら、20代の息子には軽度の発達障害があります。
息子はひきこもりではありません。
毎日休まず、仕事に行っています。
でも、友人と呼べる友だちが少なく休みの日も家にいます。収入は障がい者雇用枠でパート扱いなのでひとり暮らしは厳しいです。
親が生きているうちはなんとかなりますが、その先が心配です。
息子が18歳のとき、一番最初に就職した先で、てんかんのような症状で倒れて救急車で運ばれました。
その後何度か発作があり、会社を辞めて落ち着くまで家で休養していました。
その期間約半年から10ヶ月ほど。本人の意思でひきこもっていたわけでは無いけれど、先の見えない不安がありました。
もしもまた職場で倒れたり、路上で倒れてしまったらと思うと眠れなくなってその頃から血圧が上がってしまいました。
結局、検査はしたけれど、てんかんだったのかどうかわかりませんでした。
息子が休養して半年くらい経ってから、支援先の協力で就活を開始。次の職場が無事に決まりました。
息子の場合は、周りの協力があってたまたま再出発できたのです。
だけどやっぱり本人の意思が一番大事。周りがなにを言っても本人に面接に行ったり働く意欲が無ければどうにもなりません。
これがもしも、半年が1年、3年、5年、10年なんて、、きっとあっという間だと思います。
なぜなら、友人のお子さんも中学、高校から不登校になっていわゆるニートやフリーターになっているのです。
数えただけで知り合いに、3~4人います。
今はまだ20代です。フリーターならまだしも一度もアルバイトさえしたことがないコもいます。
親も本人も悩んでいるけれど、どこに相談に行けばいいのかわからずに時間がどんどん経ってしまうのだと思います。